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Issue 01 — 2026

量子の事業化を、人から始める。

量子技術が社会実装されていく中で、それを企業の意思決定や産業課題へ翻訳できる人材は、まだ世界的に不足している。QVillagerは、その隙間を埋めるための拠点として、東大で Physical Review Letters に論文を出した研究者と、Oxford Saïd Business School で出会った4人で立ち上げた。

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Live · Issue 01
宛先
学生 / 企業 / 自治体・大学
焦点
量子に挑む人が、未来に残る仕組みを。
拠点
東京 / 大阪 / 京都
Founders × 4Tokyo / Oxford2026 →
No. 01Concept

量子に触れた人を、量子に残す。

学生・企業・大学を、学習から実践、評価、長期の接点づくりまで一本でつなぐ運営主体として動いています。

LearnPracticeEvaluateConnectCommunity
ビルのイメージ

Core Message

教育でも、採用でも、勉強会でもなく。その間に立つ運営主体として動いています。

市場が立ち上がり切る前のいま、短期の成果より先に、人が長く居続ける環境をつくることに比重を置いています。

Industry Challenges

市場は走り出している。 人の準備が、間に合っていない。

2024 年からの 10 年で、量子市場の予測は数十倍へ伸びる。一方、研究を企業の予算判断に翻訳できる人材は、いまだ世界中で数えるほどしかいない。

市場と人材のギャップ

市場予測の曲線は、急角度で立ち上がる。それを実際に動かす人の数は、まだ直線のまま。

Quantum technology

up to $97B

by 2035

Market range vs. talent supply

Talent gap202420352040

2024

~$4B

Talent index ≈ 3

2035

$28B–$72B

Talent index ≈ 22

2040

$45B–$131B

Talent index ≈ 36

Talent supply note

供給ラインは定性指数。2025 年までに量子ポストの最大 50% が空席のまま、という見立てを踏まえています。

Reference

Japan market: $69M (2024) → $261M (2030), ~25% CAGR

Source: McKinsey Quantum Technology Monitor (market forecast, ranges). Japan figures: Cabinet Office Quantum Strategy targets / investment plans.

What the gap looks like

Japan strategic push

国の旗は大きい。現場の手は、まだ足りない。

国家戦略の中心に量子は据えられた。10M ユーザー、¥50T の経済効果、¥100B の投資。数字の野心の一方で、それを動かす現場の手数は、まだ揃っていない。

Open issues

Talent shortageFragmentationImmature ecosystem

10M

Quantum users

by 2030

¥50T

Economic impact

national target

¥100B

Investment

FY2024

¥330B

Cumulative

投資総額

Ecosystem gap

技術は前へ。人の動線は、いまもバラバラ。

学び、解き、残し、繋ぎ、戻ってくる。5 つは存在しているのに、それを 1 本の動線として運営する主体が、まだいない。

Before · 現状

Now

Problem
LearnPracticeEvaluateConnectCommunity

5 つは、いま、並走しているだけ。

After · Solution

QVillager

Solution
QVillagerLearnPracticeEvaluateConnectCommunity

5 つを、1 つの動線にして運営する。

QVillager

市場のカーブを、人のカーブにする。

学んだ式が企業の予算判断に届くまで。QVillager はその距離を、一本の動線として運営します。研究と事業の間に空いた数年を、人で埋めにいきます。

No. 02Why Quantum

量子は、もう未来の話ではない。

材料、創薬、金融、物流。すでに動き出している領域はある。一方で、論文を読み解ける人と、企業で予算を握る人の間には、いまも深い溝が残っている。QVillager はその溝に、若い人を足場として橋を架けようとしています。

01

Acceleration

量子は、いくつかの産業をすでに動かし始めている。

材料設計、創薬、金融最適化、物流。それぞれは単独の PoC ではあるものの、業界の議論は確実に量子前提に動き出している。

材料創薬金融物流

02

Talent Gap

通訳できる人が、ほぼいない。

量子を理解する研究者は世界各国に分散している。量子で事業を作りたい企業もある。だが、その間に立って、論文を社内会議に翻訳できる人は数えるほどしかいない。

学術 × 実装通訳する人材圧倒的不足

03

Deep Divide

研究と事業は、別の言葉で動いている。

研究は10年単位で進み、評価は論文で決まる。事業は四半期で評価され、判断の材料も違う。この差を踏まえた育成設計が、量子の場合とくに必要になる。

別言語別インセンティブ別時間軸
No. 03Problem

可能性は見えている。動線が、まだ通っていない。

学生も企業も自治体も、それぞれの足元には課題がある。けれど一番効いているのは、三者の間の接続が痩せていることだと考えています。

学生

01

授業のあと、何をすればいいか分からない。

量子に興味を持っても、教科書の次に来るのが論文なのか、企業の課題なのか、勉強会なのか、地図がない。研究職と教員以外の進路はぼんやりしたままだ。

進路のイメージが研究職と教員に偏る

授業や研究室の外で手を動かす場が少ない

GitHub やインターンの履歴では量子を見せにくい

学年や所属を越えて続く集まりが乏しい

企業

02

社内で量子を翻訳できる人が、いない。

量子で何かやりたい、と決まっても、論文を読み解く人と、PoC の予算を握る人の間が空いたままになる。学術の言葉のままでは社内の意思決定に届かない。

量子の博士人材は数が少なく、競争も激しい

学会には行きづらく、学生時点での接点が作れない

経歴だけでは、課題を解ける人材かが見極められない

PoC を一回回すだけでも数百万単位が動く

自治体・教育機関

03

次世代教育の旗は立てたい。設計図がない。

研究設備や人材を抱えていても、地域の高校や中小企業まで届けるルートが整っていない。単発のイベントは打てても、継続する関係資産にはならない。

高校・高専から学部・社会人までを束ねる動線がない

教員側に教材と運用ノウハウが揃っていない

産学官連携が単発で終わり、関係が残らない

他地域に持ち出せるモデルケースが見当たらない

No. 04Approach

5つを分けずに、1本の動線として運営する。

学ぶ、解く、残す、つながり続ける。場として分かれている要素を、ひとりの学生から見たとき1本に見える形で運営しています。

Learn

学んだ式が、誰の判断を変えるかまで見える。

教科書の数式を、企業のどの予算ラインで、誰の意思決定にどう効くのか。最初の学習段階から、そこまで地続きで扱う。

Practice

演習問題ではなく、企業の生のテーマで手を動かす。

ダミー課題ではない。実際に社内で議論されているお題を企業から預かり、学生が手元のコードと議論で返す。

Evaluate

履歴書には残らない筋力を、ログとして残す。

課題への食らいつき方、議論の粘り、読み続ける体力。短期では見えにくい性質を、活動の記録として可視化する。

Connect

面接の前に、テーマで話す。

選考や説明会の前段で、研究テーマや勉強会を介して企業と学生が対話する席を継続的に運営する。

Community

卒業しても、転職しても、戻ってこられる。

学生時代だけのコミュニティで終わらせず、社会人になってからも量子の議論に再接続できる場として残す。

コミュニティのイメージ

Community First

単発の接点ではなく、育ち続ける量子コミュニティへ。

No. 05Community

一度きりではなく、戻ってこられるコミュニティ。

短期マッチングだけで価値を出しきれない領域だからこそ、続けられる場を中心の資産として運営しています。

学生にとって、続けられる居場所になる。

企業にとって、未来の人材と話せる席になる。

大学にとって、教育の先の出口になる。

No. 06For Students

授業の次に、何をするか。

学んだ式を、自分の手元で動かす。動かしたものを企業の人と話す。話した先で、次の課題を持ち帰る。QVillager はその往復の場として運営しています。

研究職以外の進路まで、選択肢が増える
企業の生のテーマで手を動かせる
履歴書では伝わらない強みが活動ログに残る
選考の前に、課題の現場で企業と話せる
学年・大学を越えた仲間ができる
卒業しても戻ってこられる
量子分野を目指す学生をイメージしたポートレート

For Enterprises

量子の最初の一歩を、私たちと。

「量子で何かやりたい、でも社内に分かる人がいない」。私たちはそのギャップに、育成中の若手と現場のテーマを掛け合わせて入っていきます。論文を読める人と、PoC を判断できる人の間に立ち、最初の一歩のコストを大きく下げます。

量子を自社事業に活用する企業担当者のイメージ
01

若い量子人材と、課題の段階から関係を作りたい

02

論文を読めるだけでなく、社内会議で議論できる人材を育てたい

03

量子で何ができるか、まず社内に分かる人を増やしたい

04

量子の新規事業を、外部の知見と共に進めたい

企業にとってのQVillager

育成を、こちら側で持つ。

社内で量子の入門者を抱える代わりに、外部のコミュニティで育った若手と組む。立ち上がりまでの時間と人件費を、外側に出して圧縮できます。

履歴書では見えない実力で、選べる。

学習・実践・議論のログを残しているため、肩書きではなく、実際に課題を解いてきた跡で人を選べます。

PoC を、現実的な金額に収める。

若手を中核に置くことで、外注 PoC の数分の一の予算で、最初の検証サイクルを回せます。

For Public Sector

次の世代に、量子の入口を。

高校生から社会人まで、地域に量子の学びと実践を根付かせる。大学の研究資産と、地域の企業や自治体をつなぎ、教員・行政・産業の三方向に対して具体的なプログラムを設計します。

01

高校・高専・大学から社会人まで一本でつながる学びの導線を引きたい

02

教員と一緒に教材と運用を整えたい

03

単発のイベントで終わらない関係を地域に作りたい

04

他地域に持ち出せる雛形を、まずひとつ作りたい

産学官連携地域連携次世代教育
産学官連携のミーティングシーン
No. 07Business Model

単発の露出ではなく、続く席そのものに値段を置く。

初期はスポンサー型やテーマ連携を中心に置き、長くは、人と企業がつながり続ける席へのアクセスを収益の中心に据えていきます。

Challenge Fee

テーマを預かる、場をつくる。

企業から課題を預かり、学生が手を動かす場として運営する。

Community Access Fee

席そのものに、価値を置く。

イベント1回ぶんの露出よりも、関係が続く席そのものに対価を置く。

Hiring / Talent Connection

結果として、人が動く。

採用は最初から狙わない。関係が長く続いた先で、結果として人が動くかたちを残す。

Education / Reskilling

学生の外まで、広げる。

学生だけでなく、企業の中堅・社会人にも学びの機会を広げる。

No. 08Advantage

教育・採用・コミュニティ。その間に立つ運営主体。

既存プレイヤーの役割を肩代わりするのではなく、分かれがちな接続部分を引き受けることで、量子という領域の歪みに合わせた動き方をしています。

Education

01

理論を伝えるのは強い一方で、企業との距離は学生に任されやすい。

Hiring

02

短期マッチングは速いが、量子のように人口の薄い領域では母数が足りない。

Community

03

場としては成立しても、評価や企業接続まで束ねる主体になりにくい。

QVillager

04

学ぶ・解く・残す・つながる。この4つを1本の動線として運営する。

量子的な未来を想起させるランドスケープ
No. 09Vision

市場が立ち上がる前から、人を動かしておく。

長期で見たとき、QVillager は量子時代の人材インフラになろうとしています。コミュニティ、実践の記録、評価、教育機関との接続点、企業との長いネットワーク。これらが重なる場所として育てていく予定です。

量子人材のコミュニティ
実践履歴のアーカイブ
スキル可視化のレイヤ
教育との接続点
企業との長期ネットワーク
No. 10Traction
01

実績

Oxford 発、
動くプロトタイプ。

QuintBridge ExhibitionQuantum RPG live demoCross-sector dialoguePartner conversations on-site

現場で積み上げてきた記録。QVillager が何をしてきたかを、ひとつずつ残しています。

実績を見る
QuintBridge での Q-VILLAGER 展示ブース
2026 / 04QuintBridge Osaka, Kyobashi

QuintBridge Exhibition で量子人材プロジェクトを出展。

No. 11Current Status

完成済みのフリはしない。本気度は隠さない。

まだ探索の途中にいることを、サイト上でもそのまま見せています。それでも、向かう方角と本気度は、はっきり示しておきたいと考えています。

QVillager はまだ検証フェーズにいる。

誰がなぜ参加するのか、何が価値になるのか、どこで持続するのか。順番に確かめている最中だ。

完成済みのフリはしない。ただ、何を目指していて、どこまで本気かは隠さない。

Founding Team

東大 × Oxford。量子と事業の間に立つ4人。

CEO は東京大学で量子情報科学を専攻し、世界最高峰の物理学誌 Physical Review Letters に論文を出しています。University of Oxford(Saïd Business School)で出会った4人が、研究室から出た式を企業の会議に届ける動きを、QVillager として立ち上げました。

Physical Review LettersThe University of TokyoOxford / Saïd Business School
Yuanbo Chen
Kei Sumimoto
Haruto Uemura
Toshiki Wakui
チーム詳細を見る
No. 12Co-Creation Partners

一緒に動いてくれる人を、探しています。

立場は問いません。企業の中で量子の旗を立てたい方、自治体で次の教育を考えている方、研究室から外に出てみたい学生。最初の数行のメールから、話を始めさせてください。

No. 13Contact

用件にあわせて、そのまま書き始められる。

コミュニティ参加、企業連携、自治体・大学、メディア・その他。4つの窓口から選んで、このページから直接送信できます。

Inquiry Type

まず、窓口を選ぶ。

先に種別を分けておくことで、こちら側でも件名と本文の骨組みを整えた状態で受け取れます。

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